2014年3月26日水曜日

讃岐ロックコロシアム!2014春の陣・その2


▽2014/3/21
「SANUKI ROCK COLOSSEUM」
@高松オリーブホールなど

サヌキロックのレポその2です!その1では、赤い公園、SCOOBIE DO、KEYTALKのレポを書きました。今回は、SHISHAMO、ザ50回転ズ、ドレスコーズなどが登場します!


高松オリーブホールを離れた私は、SHISHAMOのために再び高松MONSTERへ。空想委員会というバンドもついでに見てみたかったのですが、入場規制にあい、見ることができませんでした。SHISHAMOも入れるのかなっていうくらいの大行列だったのですが、詰め詰めで、なんとか最初からライブを観ることができました。


★SHISHAMO(14:50~)

リハ:休日
01.バンドマン
02.行きたくない
03.僕に彼女ができたんだ
04.タオルの歌
05.恋する

高松には初上陸だったらしい、全員まだ10代というガールズバンド、SHISHAMO。高松のリスナーたちも様子見という感じで、なかなかノリがつかめていないようでした(笑)

ボーカルの宮崎さんの表情がかたくて、時々とげとげしい言葉づかいも。カエラのデビュー当時って、こんな感じだったんかなと想像したくなりました。バンドマンに恋する歌とか、SHISHAMOは歌詞の描写がおもしろくて、まるでめんどくさい彼女みたいなものが多いんですけど、今回バンドを生で見て、もう誰かと付き合うという経験を、8年くらいしてない私なんですけど、久しぶりに昔いた元カノのめんどくささとかを思い出してました。でも宮崎さんみたいに、めんどくさくても可愛らしければ、と思うんですけど・・・いや、この話はやめよう。(苦笑)


★ザ50回転ズ(15:40~)

次の目当てのドレスコーズが5時からのライブで、時間があったので、ライブハウスを高松DIMEまで移動して、”50回転ズ”のライブをちらっと見てきました。

はっきり言って、ルックスはよくない。けど、内に秘めた気持ちはまっすぐ。自分に愚直に素直。そんなバンドだったように思います。「後ろの入り口付近で見てるやつ!楽しむ気がないんなら帰れよ!帰れ!めいっぱい楽しみたいんだったらようこそ!!」って、ボーカルの方が力強く叫んでおられました。私は3曲くらいで帰ったクチなんですけど、今どきあまり見ない気骨のあるバンド、言い方を変えるなら頑固おやじみたいなバンドで。一線を越えたライブパフォーマンスで、見ている人を熱狂させていく感じでした。これからもがんばってほしいなって思いました。


50回転ズのライブを抜けてからは、ラジオの公開生放送的なコーナーを見ながら、うどんでも食べることにしました。

私が見たのは、赤い公園の佐藤千明、tricotの中嶋イッキュウ、黒木渚の3人が共演した回。赤い公園の人が関西人ばりの垢抜けっぷりで面白かったです。ちなみにグドモのたなしんさんは、このステージに裸短パンのみで出演してたそうで(笑)。夏でも何か着てたような気がするのに、風邪でも引いてないかと心配になりました(後日、となりのバンドマンツアーで無事を確認しておりますw) ちなみに私は写真の位置からラジオ観覧をしていたのですが、隣の方にはtricotや赤い公園のメンバーも見ていて(イッキュウさんいわく、「ガチ勢」)。ラジオ後は握手や写真撮影に応じたりしてました。今月でtricotのメンバーから脱退するkomaki♂さんは特に、いろんな人から声をかけられてるように思いました。


★ドレスコーズ(17:25~)

01.トートロジー
02.どろぼう
03.リリー・アン
04.Lolita
05.ゴッホ
06.Trash

元・毛皮のマリーズの志磨さん率いる新バンド・ドレスコーズ。

マリーズの時代含め、私が志磨さんのライブを観るのは初めてだったんですが、自分の美学に忠実に生きてるんだなっていうのがすごい分かったっていうか。わざと汚したんであろう白いシャツとか、他のバンドには興味ない、っていう発言とか。あとはライブをすることによって作りだされる独特な雰囲気とか。ライブを観ていてふと思ったのは、きっと20代に始めたバンドと、30代に始めたバンドとでは、やりたいことも、やれることも違うのだろうなっていうこと。解散して新しいバンドをはじめたくなる気持ちっていうのが、なんとなくわかった気がしました。ドレスコーズっていうバンドにも今回ですごく興味がひかれたので、またライブ、見に行きたいです。

 
去年発売になったアルバム「バンド・デシネ」から、「ゴッホ」と言う曲。マリーズが作ってきたレトロな美感覚とはちょっと違う世界観なんですよね。これがドレスコーズなんだって思った1曲です。


ちなみに毛皮のマリーズのベストが先週から発売になってます。ライブでも、ファンから毛皮のマリーズのベスト買ったよ!ってレスポンスがあって、 「あのバンドは相当いかしてたって話だぜ!」と、志磨さんが発言する場面もありました。私も近々買いにいきたいです。


★黒木渚(18:15~)

01.はさみ
02.骨
03.フラフープ
04.革命
05.あしかせ

今年からソロアーティストとして活動をスタートさせた黒木渚。一部の音(ドラムの音とか)がCD
音源になっていて、春にやるツアーでは、バンドメンバーをそろえてライブしたい、って言ってて、まだ脱皮の途中って感じなのかな、という印象でした。意外に背が高かったのが驚き(170cmオーバーもあるらしいですね) セトリは5曲か6曲かだったと思うのですが、5曲目以降があやふやです。4曲目に歌った「革命」と言う曲では、ジャンヌダルクの話になぞらえ、「女一人で革命の先頭に立った、あの強さが欲しい!」っていう所信表明をされていました。金髪でしたしね。彼女は自分を変えようと思う時、形から入るタイプなのかもしれません。


★tricot(19:05~)

01.おちゃんせんすぅす
02.99.974℃
03.おもてなし
04.爆裂パニエさん
05.おやすみ

ドラムのkomaki♂さんは、今回を含めてラスト3本!ということで、私もドラムのkomaki♂さんの姿を目に焼き付けるべく、モッシュピットに飛び込みました。いつ以来でしょうか・・・多分、9月のグドモ、カナブーンの対バン以来なんですよ。モッシュに参加するのが(メガネが吹き飛ぶのでね・・・最近あんまり頑張ってなかった笑)

わずか5曲のセットリストでしたが、汗だくになって楽しみました。前方ゾーンは圧力がものすごいことになってた(笑) 「爆裂パニエさん」では、来てるお客さんがかんぺきにAメロの部分が歌えてて、この数年でしっかりファンを付けたんだなっていうのが伺えました。ドラム中心でtricotのライブを観たのは初めてだったのだけど(いつもは3トップに目がいってますからね←)、女子3トップを、後ろからしっかり支えていたのですね。リハの時とかは、ドラムの方向に3人の目が合わせてる感じとかあって。正直、脱退してほしくない。けど、その決断を、止めることもできない。私にできたのはラストkomaki♂の姿を、目に焼き付ける事だけだったのでした。

ライブ終わりには、komaki♂さんが、「ありがとー!!」と大きな声で叫んでくれました。お疲れ様でした。これからもどこかで、音楽活動がんばってください。応援してます。



このあと、Twitterのフォロワーさんと会う機会があり、高松MONSTERのラストアクト「セカイイチとFoZZtone」がリハやってるところまで見たところで、私のサヌキロックは終わりとすることに。翌日の仕事の関係で、早めに帰らないとやばいなと言う感じだったのでした。リハの段階ですごい幸せそうな音が流れていたので、きっと素敵なトリだったのだろうなと思います。


イベントも終わりが近づき、にぎわっていた通りも夜の雰囲気を迎えていました。1日中ライブ尽くしっていう、ライブサーキット系のイベントって今回が初めてだったのですけど、楽しいね。今回レポしたアーティストで、ライブを観たことあったのって、じつはtricotだけだったんですよね。普通に過ごしてたらこの人のライブは絶対見ないで死んでただろうな、って思うので、今回、いろんなバンドがいることが知れて、ちょっと自分の世界が広がった気がしました。高松の商店街の雰囲気とか好きだし、高松っていう街も好きだし、瀬戸内海も好きだし。また来ることができたら、と思います。

以上でサヌキロックのレポートは終わりです。次回は、グドモやバンアパのライブが見れた「となりのバンドマンツアー」岡山公演のレポをやります。よろしく!

~おわり~

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